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【第10回】お墓の消費者全国実態調査(2018年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向
お墓の種類ごとに購入したタイプを聞いたところ、一般墓では「洋型」のお墓が64.7%、「和型」のお墓は27.8%となった。和型のお墓は伝統的な縦長のお墓を指し、洋型は背丈が低くすっきりとしたデザインになっている。宗教や霊園によっても選択できる墓石のタイプに制限があることがある。最近では、ハート型のお墓やピアノのかたちの墓石など、ユニークな形をしたデザイン墓も注目を集めつつある。お墓といえば、おなじみの縦長の和型を想起することが多いが、お墓の多様化により一般墓だけでみても「和型」「洋型」「デザイン墓」と選択肢が豊富だ。墓石の色も豊富で選択肢が幅広く、墓標(シンボル)の材質も石材だけでなく、ガラスなど使用する人もいる。
お墓に刻む文字にも変化がみられる。家名(○○家の墓、先祖代々の墓など)を刻む人が71.0%と最多ではあるが、「愛」や「心」、「Thank you」など、故人へのメッセージを刻む人も増加している。
樹木葬は庭園タイプが57.8%で1位だった。庭園タイプは都心部に多く、シンボルツリーや花木を植え、ガーデニングが施されている。都心部にあるため霊園自体はコンパクトな印象を受けることもあるが、四季折々の花と景色を楽しめることが魅力だ。
納骨堂は「自動搬送式」が58.2%と一番人気だった。自動搬送システムを導入した納骨堂で、遺骨が参拝スペースまで自動的に運ばれ、駅近くに位置するケースが多い。天候に左右されず、個別の参拝スペースが確保されていることもあるため、お墓参りの利便性が高い。